日々の覚え書き~観劇、本、その他彩りのあるもの~

アラサー女の生きる糧。生きてるって楽しい!と思えた物事の個人的な記録。

知識はほぼ全くない私が、宝塚について語る。

踏み入れてはいけない領域だということは重々承知。

ずっと、ミュージカル好きとはいうものの、敬遠していた宝塚。

その理由はただ一つ「ハマると沼が深そうだから」。これに限ります。

 

推しの俳優さんがいる。劇団が好き。それももちろん、深い沼であることは承知している。あとは2.5次元。あれもかなり深かろう。

 

ただ、宝塚は、まず歴史が違う。愛されてきた、年月が違うのである。

 

そりゃあ、沼は深かろう。怖かったんだよ、踏み入れるのが。。。

 

 

しかししかし。興味はあったんです。

興味をもつきっかけのひとつであったのが、わが推しである浦井健治さんがシアタークリエで上演していたビッグフィッシュ。そのお向かい、東京宝塚劇場では、なんとなんと、あのときは知らなかったが、あの。あの。明日海りおさんの退団公演中だったんですね。

 

期間中数回、クリエに足を運んだのですが、出待ちの人。人。人。そして、みんな真っ白。

 

えっ、、、、何事??!! こんなたくさんの人が、だれを待っているのだ!!??

 

俄然興味がわき、調べる調べる。そして、明日海さんに出会う(映像などで)。

はぁーー。。なんと美しき方。素ももちろん美しいが、役が入ったときのあの舞台衣装、メイク。完璧すぎる、本当に3次元の人間なのか疑いたくなる美しさ。

 

なんということか!!!

 

そして、興味がある、興味があると言い続けていたら、運よくSNSで宝塚ファンの方とお知り合いになり、チケットを取っていただけることに。

 

初めて足を踏み入れた、東京宝塚劇場

 

わくわくわくわく。ついに禁断の地に足を踏み入れた・・・・!!

 

初めて観た演目は、宙組さんの「イスパニアのサムライ/アクアヴィーテ!!」。

 

ほぉ。2本立て???ショー???

 

完全にポカンでした。お芝居がそんな短時間で完結する衝撃。(ほぼほぼ3h越えのストーリーしか見たことなかった)

 

 

ショーの第2幕。。初めて触れた、あのきらびやかな世界。

はぁー!!!夢か!!!

 

 

その後も、WOWWOWやBS NHKなどでの映像は適宜checkしておりました。

望海風斗さん、明日海りおさんが素敵すぎて・・・大変でした(笑)

もっと早く出会っていれば・・・・(望海風斗さんはまだチャンスはある・・・!?)

 

 

そしてようやく、この度、2回目の観劇機会を頂くことができました。

演目は花組さんの「はいからさんが通る」です。

まだコロナ対策で生オケは使用せず。でも、客席は満員でした。

 

いままで映像などで観ていた宝塚の舞台は、なんとなくおとなしい女性が多かったような印象がありましたが、ストーリー柄、トップ娘役さんの、なんとも溌剌とされていること・・・しょっぱなから面喰ってしまいました(笑)

 

ストーリーのはじめに、キャスト紹介よろしく全出演者さんたち(と思われる)が整列し、タイトルのネオンが降りてきてのオープニング。

私はそのとき、生で、これだけアンサンブル・ダンサーさんがいる舞台を、大きな手拍子のなかで観られることに胸が熱くなりました。

 

コロナ禍で、出演人数を減らしたり、上演時間短縮、セットや演出を変更して演者の距離を保つなど、変更に踏み切ることが多いなか。大所帯である宝塚はさぞ大変だったんだろうな、なんて。

この演目も、一度は中止になってしまっているわけですから。

宝塚は初心者でも、舞台、ミュージカル好きとしては、、本当に感慨深いものがありました。

 

 

そして、その中心にいる、柚香光さんの、尊いこと・・・・

線が細く、声もやや高め?なこの方。どちらかというと演技派なんだろうなと、初見で勝手に思いました。

先日、花より男子の映像も拝見したのですが、あの好きな女性とのすれ違い、切ない表情、、、純な笑顔。ずきゅーんときました!!!!!

 

映像で観た、ポーの一族でも思いましたが、本当に、立っているだけで目を引く。稀有な存在なんだろうなぁと。

(CASANOVA で演じられていた役は、少々違和感を感じてしまいましたが 汗)

 

そして、わきを固める、瀬戸かずやさん。この方の余裕のたたずまい、声量、時折のコミカルな動き。生で観て、この方の魅力がわかりました。本当に、安心して観ていられる。

 

まったく知識がないので、人事だとか、次期を期待されている方々とかは存じ上げないのですが、今回、水美 舞斗さん、 音くり寿さん、の2方が、気になりました!!!

 

目を引く美しさ、しっかりした歌声、役柄もとても良く。

 

宙組さんのときに感じたことですが。

ショーもとても素敵だったのですが、正直まだ顔とお名前が一致していない視聴者からすると、遠目からだと衣装の形やお色が一緒では区別がつきにくいので、「同一人物??ん??」となるわけです。

イスパニアのサムライは、和モノでなんとなく衣装もみんな似ていたし、ちょっと判別が難しかったのです・・・。

 

対して、今回観劇したはいからさんが通る、は、原作を知っていたこともあるのでしょうが、キャラ立ちした登場人物が多く、目で追いやすかったこともうまくハマれた要素だったのかなぁ、と思っています。

 

 

まだまだ、宝塚ビギナー、勉強中の身ですが。

今後柚香さんトップの花組さん、できればストーリーがしっかりとした演目で、また観たいな、と思いました。

 本日は、眺めているだけで「はぁあぁぁぁ~~~」という声が出てしまう感じでした、まさに。笑

 

つぎは、雪組さんと星組さんが気になる、、、

 

なんとか、望海風斗さんの歌を、生で一度聴きたい・・・・!!!!

という夢を持ちつつ。。(映像ですが、ドン・ジュアンで落とされました)

 

これからも、コロナに負けず、この素晴らしい劇団が続いていってほしいと切に願う次第でございます。

 

以上。

これから、花組明日海さんのエリザベートを観ようと思います~♪