日々の覚え書き~観劇、本、その他彩りのあるもの~

アラサー女の生きる糧。生きてるって楽しい!と思えた物事の個人的な記録。

ひとりたび@熱海  起雲閣に興奮した件について

先日、ひとりたびを久しぶりにしてまいりました。

 

いろいろ煮詰まると、一人になりたくなります。

 

目の前になにもタスクがない状態で、必要に迫られることなく、自分のすきなことだけをすればいい。

 

ただ目の前には広い空、広い海。。。

 

 

今回は、海も温泉も空もよかったのですが、一人興奮した

 

「起雲閣」という施設について。書きます。

 

ここは、朝ドラ「花子とアン」のロケ地だったそう。(観てない)

 

もともと、内田信也さんという方が1919年に建て⇒所有者が変わり敷地・建物が広がり、旅館として運営されていたのが1947年から1999年まで。

 

その後、熱海市が所有者となり、文化財として残されている。

 

 

 

という建物。

 

なににそんなに興奮したのかというと、

「昭和モダン」な洋館。

 

とくに、「金剛」というお室。

 

美しいステンドグラス・・・

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これはそう、お暖炉の横にあるんです、ちなみにこの写真手前に応接セットがあります

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このお暖炉の上の木の淵部分の白いキラキラ、、、

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アリスかよー!!!細かい!!素敵すぎる!

 

と、一人無言で興奮しておりましたとさ。

 

ちなみにこの洋館についているお風呂は「ローマ風浴室」というお名前で、

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かけ湯のスペースなのかしら?

蓮の花のような。 いちいち可愛くてテンション上がりあがり・・・

 

また忘れたころに行ってみようと心に誓ったのでした。

 

 

ちなみに、

熱海には文豪の方々もよく泊まりに来られていたようで、太宰治志賀直哉谷崎潤一郎などのパネル展示もありました。

 

そこにふと見つけてしまった、坪内逍遥先生・・

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帝劇で初演の「ハムレット」は、坪内先生の訳だったそうな。

これは文語だろうから読める気がしないが・・・

パラパラと一節くらいなら、いつか、機会があったら・・読んで・・みようか・・

 

 

そんなこんな、心躍る、起雲閣でした。

入館料610円、自分的にはだいぶ価値あった!!